警視庁による検視の結果、中川氏の死亡推定時刻は3日午後11時頃と判明した。●やはり飲酒していたようだ
同庁幹部などによると、4日午後に行われた行政解剖では、血管などの循環器系に数か所異常が発見されたほか、血液からは微量のアルコール成分が検出された。(抜粋)
一方で、酒をめぐるトラブルも少なくなかった。趣味のテニスをしすぎたことによる腰痛と鎮痛薬服用による副作用にも苦しめられた。(抜粋)●趣味にテニスで腰痛持ちに
「マスク」「うがい」に科学的根拠なし
――関西では「マスク騒動」も起きました。
外岡 欧米ではインフルエンザ予防に市民がマスクをする習慣はなく、マスクの予防効果については、WHOや米CDCだけでなく、英国やカナダの保健省も認めていません。ところが、日本のメディアはマスク姿の人々が急増する様を脅威のシンボルのように報じ続けました。そうなる前に、厚労相はマスク着用の意義や効果について説明をすべきでした。欧米では「咳やくしゃみをするときは、ティッシュまたは袖の内側でぬぐいなさい!」という、いわゆる「咳エチケット」を広報しています。また、欧米の医学書に「うがい」の効用は載っていません。単に習慣がないというより、医学的な根拠がないためです。頻繁な手洗いと集団に入ることを避けることが周知徹底されています。