私が、軽度の椎間板ヘルニアと整形外科で診断を受けたのが、2009年8月(記事)です。それ以降は、これと言った痛みも無く次に大きく動いたのが、2014年3月に右の腰が痛重くなり、時々右足の太腿からふくらはぎも痛んできたこと(記事)です。そして、2014年10月に足の太腿の後ろ辺りが痛いと言う「坐骨神経痛」の “走り” の症状が出ました(記事)。
そして、2015年5月に坐骨神経痛の症状が強くなりました。そして、鎮痛剤と胃腸薬、そして末端の血流を良くすると言う「ビタミンB12」が処方され、数日薬を飲むと治り、2,3か月するとまた痛みが強くなり、投薬を繰り返して、2015年の秋を迎えます…
朝晩が寒くなる秋口から、坐骨神経痛の症状は毎日現れるようになります。当時の症状は、基本的に腰痛は無く、痛いのは両足の太股の裏。歩くと左足の爪先が痺れてくる。座位では足は無痛と言うもの。また、長時間の立ち仕事のあとは、必ず夜中に足が吊りました。
※本当は、この時点で本格的に再検査再診断を受けるべきだったと思います。
そして、2016年3月に坐骨神経痛の症状が悪化し、同年4月に整形外科にて2年ぶりのレントゲン撮影で、椎間板ヘルニアが更に悪化していることが判明。担当医師は「腰のけん引」をやった方が良いと言うので、私自身はかなり懐疑的ではありましたが、「半年間だけやってみよう」と決めて、けん引を始めました。
腰のけん引は、週に3回のペースで7か月間続けました。しかし、私自身の感覚では良くなっているとは思えず、むしろ悪化している印象しかありませんでした。
また、間欠跛行になる病気として「閉塞性動脈硬化症」や「閉塞性血栓血管炎」などもあるとネット情報で知りましたので、近所の循環器内科病院に行き、ABI検査(ABIとは足の血圧を腕の血圧で割って出す数値で動脈硬化の度合いを見る)をしてもらい、問題なしとの診断を受けました。
そこで、思い切って病院を変えることを決めました。千葉県北西部では整形外科病院としてはかなり有名な病院。初診は、2016年10月25日。レントゲン撮影で、L-4番を中心に脊椎の滑り症が見られると診断。その日は、以下の4つの薬を処方されました。そして、翌日に腰のMRI撮影の予約を入れて終了。
●消炎剤湿布
ロキソプロフェンNaテープ100mg「科研」10㎝×14㎝
●消炎剤
ロブ錠60㎎
●胃薬
レパミビド錠100㎎「EMEC」
●筋肉の緊張を緩和
リンラキサー錠250㎎
2016年10月31日、先日のMRIの所見を聞きました。予想通り、椎間板ヘルニアからの腰部脊柱管狭窄症とのこと。L-4番の骨がすべり症になっており、狭窄を起こしているため神経が圧迫されて、坐骨神経痛と間接跛行の症状が出ているとの診断でした。正確な病名がついたのは、いつも嬉しい…
治療方針は、しばらくは投薬と自宅でのリハビリ。それでも改善しなければ、神経ブロックへ。手術は保存療法の効果が見られなくなったらと言うことでした。そして、この日に、薬が1種類追加されました。
●消炎剤湿布
ロキソプロフェンNaテープ100mg「科研」10㎝×14㎝
●消炎剤
ロブ錠60㎎
●胃薬
レパミビド錠100㎎「EMEC」
●筋肉の緊張を緩和
リンラキサー錠250㎎
●血液の循環を良くする
オパルモン錠5μg
そして、自宅でのリハビリのための「リハビリのメニュー作成」と「練習」も行われました。1回のメニューは、四股捻転、ヒップロール、胸部回旋運動、腹式呼吸(四つ這い)の4種類。1日2~3回続けています。
【あとがき】
現状の間接跛行の症状は、痛みがじわじわ出てくるのが歩き始めから3~20分くらい、歩けなくなるのが10~30分くらい。時に30分以上も痛みが無くて歩ける日もあります。これから、本格的に腰部脊柱管狭窄症の治療が始まります。このブログで記していこうと思います。
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